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富山県美術館にも『ひみ里山杉』が使用されています。

東工業のお知らせでも何度か登場している『ひみ里山杉』ですが、

2017年8月26日に開館した『富山県美術館』にも実はふんだんに利用されているのです。

富山県富岩運河環水公園のそばに位置する人気スポットです。

今日は、この『ひみ里山杉』についてもう少し詳しく書いてみたいと思います。

稀代の杉『ひみ里山杉』

ひみ里山杉は、平成24年に、氷見木材組合、富山県西部森林組合氷見支所、設計事務所、工務店、氷見市などが『ひみ里山杉活用協議会』を発足させてブランド化がスタートしました。

山、川、海、そして人に育まれるひみ里山杉は、富山の豊かな自然を守る為、森林を手入れし、資源を有効活用するために、森林での伐採体験&見学会やお礼植樹など、親子が参加できるイベントを開催しています。

詳しくはコチラからご覧ください。

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地元氷見の子供たちと夏休みの楽しい思い出☆彡

『山は海の恋人』ひみ里山杉‐植樹・伐採体験‐

次世代へとつながる、人と自然が共存できる地域環境づくりに取り組み、平成28年からは『富山県の杉活用協議会』として全県に活動を広げています。

『ひみ里山杉』の特長

ひみ里山杉の特長はいくつかあります。

・あたたかく、ぬくもりがある。

・気が呼吸をして、調湿作用がある。

・消臭作用がある。

・変形するから、加工しやすい。

・価格も実は決して高くない。

富山県産材では、立山杉も有名です。立山杉には独特の良さがあります。黒くて節が多いので迫力のある、魅力的な杉です。富山県美術館を建てる時に、立山杉はちょっとイメージと合わなかったそうです。そこで偶然知りえたひみ里山杉のとてもきれいな色合いがマッチしたので採用されたという事でした。色合いに加えて、繊細さやしっとりとした感じがとてもしっくり来たそうです。

木材を使う時に、経年変化はつきものです。色は変化していきます。建物ができあがった時がベストではなく、年月が経つにつれて、どんどん良くなっていく。空間としても建物としても良いと考えられます。

開館から4年目を迎えている富山県美術館、これからどのように変化していくのかが楽しみです。

定期的に訪れたい場所になりました。

『富山の杉活用協議会』

氷見市のみではなく、現在富山県全域に活動を広げているひみ里山杉ですが、実際に様々な人が関わっています。

・富山県はもちろん氷見市などの、『行政』

・森林組合や林業を行う民間企業などの、『育林・伐採』

・加工をしたり、販売したりする木材会社などの、『製造所・木材販売』

・設計、デザインを行う、『デザイン設計事務所』

・実際に建物を建てる建設会社などの、『住宅会社・工務店』

・木材の運搬や資源活用などの、『運送・バイオマス』

富山県内の、行政、産業、民間企業が協力して、富山県産杉の活用をブランド化しています。

具体的な活動として、

・伐採体験

・造材、製材、加工見学

・お礼植樹

・木工策体験

・商品開発

・木育の普及

・環境教育研修

・セミナー、シンポジウムなど

東工業でも数年前から協議会の理事として関わっています。

当社での施工物には、構造材や下地材、梁や柱は基本的に全て、ひみ里山杉を活用しています。

それ以外にも、夏休みのイベント『ウッドライフ ワークショップ』や、秋のイベント『植樹・伐採体験イベント』を開催して、地元氷見の子供たちの貴重で思い出となる体験、親子一緒に楽しめるイベントを行い、地域に関わっています。

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