お知らせ

『氷見市しんまちこども園』完成しました。

先月に引き渡しを行った公立認定こども園あらため氷見市しんまちこども園です。

1年以上かかりましたがなんとか完成、引き渡しを行いました。

氷見市中央町にあるいきいき元気館の横です。

既に子供たちが元気に走り回っています。未来の氷見を背負って立ってくれる子供たちの笑顔が見えます。

仲良く遊び、しっかり学び、元気にいいがに育って欲しいと思います。 

氷見市しんまちこども園は、築50年が経過した新町保育園の老朽化が進んだことに加え、多様化する保育ニーズに対応するため、市内公立園として初となる幼保連携型認定こども園として、令和5年8月18日にいきいき元気館の敷地内に移転整備されました。

氷見市HP『(公立幼保連携型認定こども園)氷見市しんまちこども園

この建物はおおよそ正方形の形状の平面の中心に円形の遊戯室が配置されています。

立面図的にはその遊戯室が円筒形状で2F軒高まで立ち上がり上部に円錐状の屋根がかかった形状です。円錐状の屋根の仕上げはGL鋼板の立平葺でハゼが放射状に広がっています。

構造的には基本部分は木造の在来軸組構法、2F屋根部分は頂部リングから48本の登り梁が掛かって軒桁のリングで受け止める特殊な構造の屋根となっています。構造の難しさもありますが平面の真ん中に、円筒があるだけで内部の施工に関しても難易度が上がり施工にはかなりの労力を要しました。

園舎には、ひみ里山杉をふんだんに取り入れ、氷見らしい豊かな自然環境と調和した温もりのある木造づくりとなっています。円形の遊戯室を囲むように保育室を配置し、曲線を活かしたやわらかな動線を確保しています。

正直なところこの工事はJVでの施工ではありましたが、規模、難易度ともに自社の経験の中では最高レベルの建物でした。そのためどうしても当初の計画どおりに施工が進まないことが多くなかなかつらい工事でした。

それでも最後まで指導していただいたシオ建築設計事務所さん、辛抱強く頑張ったJV職員たちと協力業者の皆さん、そして最後までサポートしていただいた氷見市役所の担当者様たちのおかげで完成することができました。

関係者の皆様本当にありがとうございます。

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